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リゾート物件(不動産鑑定士 河野)

不動産鑑定士の河野です。

昨日、長野県のリゾートマンションの評価に行ってきました。

リゾートマンションを評価するたびに思うのですが、このリゾートマンションというヤツ、私は個人的にはあまりおすすめできません。なぜか?色々な理由があるのですが、ここでは2つ述べさせて頂きます。

  

1.建物は生きている

建物は人と共に老朽化するのが望ましいんです。建物は使えば傷んでくる。これが自然です。では、使わないで放っておくとどうなるか?

答えは「さらに悪化する」です。

リゾート物件の場合、一年中滞在する建物(部屋)ではありません。むしろ、ほとんど居ないのが現状でしょう。そうすると、基本的には防犯上窓等を締めきるしかありません。空気が循環しないと、カビやら湿気やらで建物の寿命は確実に縮まります。つまり、普段使わないから、建物が長持ちするということはなく、使わないからこそ早くダメになるのです。

私は思います。「建物は生きている」。そして、人と共にちょっとずつ衰えていく。そういう使い方ができないリゾート物件を私はあまり好きになれません。

もちろん、これを回避する方法として、管理人が定期的に窓を開け閉めするという方法があるのですが、それには次の2にでてくる問題点があるのです。

 

2.管理がコントロールできない

リゾート物件に限らず、マンションの怖さは、自分がどんなにがんばっても、マンションの所有者全員の協力がないと良さを維持できないというところにあります。

例えば、管理費や共益費について、自分は毎月支払っていても、他の部屋の誰かが支払いを止めてしまうと、それが連鎖し、結果として管理運営が困難になってしまうことがあります。

リゾート物件は毎日住まうものではなく、また、投資目的で購入する方が多いため、景気の影響を受けやすく、滞納者が多いという実態があります。

もちろん、全てのリゾート物件がそうだということはありませんが、注意が必要なことは言うまでもありません。

 

安いからと言って飛びついてはいけません。「不動産に掘り出し物はない」これは不動産業界の格言ですが、リゾート物件の場合には特に忘れてはいけない金言だと思います。 

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