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ABLの使いみち

こんにちは。司法書士の鈴木です。

 

先週お伝えしたABLの続きです。

ABLは、動産や債権を担保に融資をすることです。

集合動産や集合債権も担保にできます。

たとえば、「A市B町C番地の倉庫内の木材全部」といった具合です。

 

前回、

この制度は借り手にとってリスクが大きいとお伝えしました。

 

金融機関にとっても、

借り手の動産や売掛金の現況を

常にモニタリングしなくてはならないので、

とても労力がかかります。

 

実際、融資実績は少ないですね。

年々伸びてはいますが。

 

このように、ABLは資金調達手段としては、

あまり有効ではありません。

 

しかし、使いみちはあります。

 

それは、貸手の側になったときです。

 

ABLは「登記できる担保」です。

借りた側は、登記される分、慎重かつ真剣になります。

 

景気後退もあって、

取引先から資金の融通の相談をされたことはありませんか?

 

貸す場合には、

一般的には借用証を書いて終わりですよね。

不動産を担保にとるようなことはあまりないと思います。

すでに金融機関が先順位で押さえてしまってますので。

 

こういうときのABLです。

 

担保は、財産の保全の効果もありますが、

それだけではありません。

当事者間の真剣さを高め、

誠意ある取引関係を築く効果もあります。

 

仕入先に融資する場合であれば、

仕入れる商品を担保にする方法も効果的です。

実際には、代金を前払いしているような格好ですね。

 

私が関与したABL事例は、

金融機関による融資ではなく、

すべて取引関係にある企業同士の融資でした。

 

金融機関が消極的な時期には、

企業間信用の重要性が高まるのではないでしょうか。

 

 

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司法書士 鈴木健彦
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